「ついつい見てしまうTwitterで時間ばかり過ぎてしまう。」
「キラキラした他人のインスタと比較して落ち込んでしまう。」
「Facebookの友人の投稿が自分の今の現状と比較してしまう。」
ついつい気になって見てしまいますよね。かくゆう僕もいつもスキマ時間などでちょっとだけ覗くだけみて数時間過ぎてしまって、何やってたんだろう・・・
という虚無感だけが残る時間を何万時間過ごしたか分かりません。
本記事ではそんな現代で話題の「SNS疲れ」をしてしまった人への原因と解消法への糸口をそれを研究したアメリカの論文を元に紐解いていきます。
僕も原因が分かったおかげで少しSNSから距離を置いて自分を見つめ直せたので、この記事がそのきっかけになれば幸いです。
SNSで「他人」を見るのではなく、幸せは「過去の自分」から比較することから始まる。
結論から言うとSNS疲れ原因は無理やりにでも他人と比較してしまう状況ができてしまうことです。
でも人は比較しなければ今の自分の価値の重さを測れません。
ダメな自分や、理想の生活を送っているあの人と比較して鬱になってしまう。
その解決策は「過去の自分」と比較することです。
Facebookは「人生の幸福度を下げる」という研究結果が出ている
デンマークの幸福研究所(Happiness Research Institute)がFacebookが人間に与える幸福度についての研究結果が発表されました。
その内容は、ほぼ毎日Facebookを利用しているという1,095人の人々に協力を依頼してもらい、彼らを2つのグループに分け1週間ある調査をしました。
1つ目は、Facebookをいつも通り使ったグループ。
2つ目は、Facebookの利用を強制的に禁止したグループ。
それをそれぞれ実験前と実験後で生活満足度について自己評価してもらいました。
その結果、Facebookをいつも通り使ったグループの生活満足度は10点中7.67点から7.75点へ後者のグループは7.56点から8.12点へと平均値が上昇したことがわかりました。
さらにその研究によれば、後者の禁止したグループの多くの人が積極性が現れるようになり、物事に熱中する機会も増え、心配事やストレスが減ったと回答しました。
継続したグループと禁止したグループの具体的な数値には、
幸福度が7%上昇。
心配事が13%減少。
人生の楽しみが9%上昇。
人生の情熱が15%上昇。
孤独感が9%減少。
という研究結果がでました。
これには様々な要因がありますが、最も大きな要因が「他人との比較」でした。
他人との比較が自分の不満へ発展してしまう最大の要因
友達や成功者、有名人など様々な発信が絶え間なく届く各種SNSですが、次第にそれが無意識でも自分の今の現状や境遇と重ねしまい不満を募らせてしまうようです。
誰だってそうだと思いますが、SNSというのは自分のキラキラした良い側面を見せたいものです。人というのは良い時もあれば不安に感じてしまう時など波があるものです。
そこに他人の良い時の側面のSNSが自分の不安を感じてる時に見てしまったら、相対的に自分が不幸に感じてしまうものです。
他の研究(ピッツバーグ大学医学部の研究チーム)でもSNS利用者の25%が鬱病になる可能性が高いと診断されたという研究結果もあります。
なのでインスタやFacebookなどキラキラした側面が多く出るSNSは特に注意が必要です。
比較対象を「過去の自分」にすることで「人生の幸福をを上げる」たった一つの方法
SNS疲れの原因は他人と比較することというのはわかりました。
ではいったい誰と比較すれば良いのでしょうか?
それにたった一つの答えがあってそれが「過去の自分」です。
過去の自分から成長や幸福度を測れる人ほど自己肯定感や自信などがつくという研究もあるくらい過去の自分から比較することのメリットは沢山あります。
是非SNSでの「他人」と比較するよりも「過去の自分」から比較して成長や幸せを実感しましょう。
周囲の目を気にするのではなく常に今までの自分と戦おう。
SNS疲れの原因は「他人と比較」してしまうこと解消方法は「過去の自分」比較することです。
自分もそれを意識して行動していくうちにあまり周囲の結果や目には気にならなくなり、常に過去の自分からは少しでも成長できていれば、よくここまで頑張ったなと思えるようになりました。
人はだんだんと積み重なっていくものなので、過去の自分へはほぼほぼ成長しているはずです。
自分が積み重ねてきた成長の過程を冷静に見つめれば自分の良さに気付けるはずです、何か発見があります。何もなかったと思っても見方を変えて色々見てあげると面白い発見もあると思います。ここら辺の自己理解もまたブログ書いてみたいですね。